安心・安全・清潔なタイルカーペットは日本にとって不可欠です

日本のタイルカーペットは、不十分なメンテナンスによって耐久寿命よりはるかに短命に廃棄され、多くの廃棄物と大量消費によるCO2の投入が行われています。

そればかりかタイルカーペット本来の美観や高級感、装飾性や安全性など、顧客の信頼を失い、病院など本来求められるべき市場への普及が遅れています。

私共は、このような問題への解決策を見出すことを目標に専用の洗浄機を開発し、『リセット施工』というあらたな技法を生み出しました。
カーペットの寿命ではなく、汚れで廃棄されているタイルカーペットが年間10万tに上ります。
これらをきちんと洗浄・再生することで日本が目標とするエネルギー起源ではない温室効果ガス削減量の約1%にあたる二酸化炭素18万tの排出を抑制(LCA換算)のため、その技術の構築と教育・育成、普及を目指しています。

株式会社ディーセントワークは、

その市場開発を旨に、社会に『働きがいのある場所と機会を創造する会社』として、人間らしい生活を継続的に営める“安全で清潔”“安心で快適”な建物環境の構築を目指しています。

さらに、リセット施工の専用洗浄機はロボット化されており中度知的障害者の方に取り組んで頂けるため、やりがいのある仕事として自立して頂ける障害者雇用市場の創出の一助になればと願っております。

環境への貢献

省エネ法では年間エネルギー使用量(原油換算)1,500kℓ以上の事業者は、年間1%以上のエネルギー消費の低減が義務付けられています。

省エネ法のエネルギー消費の低減義務  年間 1%以上

タイルカーペット施設の温室効果ガス排出量  約 0.1t-CO2/㎡(当社調べ)

リセット施工の温室効果ガス削減量  9kg-CO2/㎡,

リセット施工は、1㎡当りの温室効果ガス排出量に対し、9%相当の削減が可能です。

リセット施工による環境負荷低減効果(グリーン購入法タイルカーペット洗浄)

廃 棄 物 削 減:5kg/㎡      1,000㎡当り 5トン削減

温室効果ガス削減量:9kg-CO2/㎡   1,000㎡当り 9トン削減

※グリーン購入法では、国等の機関に対し毎年20万㎡以上の新規調達に変えて、

リセット施工(タイルカーペット洗浄)について検討を促しています。

グリーン購入法役務の調達実績と環境負荷低減効果の認定
報道発表資料平成30年: https://www.env.go.jp/press/105037.html
説明会資料P16~P19: h29_mat02.pdf (env.go.jp)

 

すべての人々に包括的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
  4.3 2030年までに、すべての人々が男女の区別なく、安価で質の高い技術教育、職業教育、および大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。
4.4 2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、ディーセント・ワークおよび起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。
すべての人のための持続的包括的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する
  8.2 高付加価値セクターや労働集約型セクターに重点を置くことなどにより、多様化、技術向上およびイノベーションを通じた高いレベルの経済生産性を達成する。
8.5 2030年までに、若者や障害者を含むすべての男性および女性の、完全かつ生産的な雇用およびディーセント・ワーク、ならびに同一労働同一賃金を達成する。
当社の取り組み
教育の提供
当社のリセット施工は、汚水透視度計による成果判定で公平で質の高い成果管理で高度な職業的スキルが身につきます。

高い美観と延命を提供するとともに廃棄物の削減と過剰なCO2の抑制という社会課題をビジネスで解決するする“やりがいのある”仕事です。

リセット施工の洗浄マシンの操作は中度知的障害者に適した作業で、障害者雇用など障害者の完全就業の機会と質の高い生産的な仕事の創出。
地位のある仕事と安定的な所得、権利が認められやりがいのある仕事の創出。

 

強靭なインフラを整備し、包括的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る
  9.4 2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術および環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。すべての国々は各国の能力に応じた取り組みを行う。
当社の取り組み
・当社独自開発(実用新案)の脱水装置は、これまで回収困難だったタイルカーペットの汚れを根こそぎ回収する技術で、リセット施工を成立させるキーデバイスです。
バキューム吸引口にベンチュリーを利用し、さらにブロアーによる空気の圧送を組み合わせた機構で、洗浄によりずぶ濡れになったタイルカーペットを瞬時に脱水し、トイレットペーパーを押しつけても濡れないほど脱水させるビルメン業界世界初の技術です。
・また、脱水技術に加え、超音波洗浄技術やマイクロバブル、アルカリイオン電解水などを駆使し、省エネ化を促進していきます。

 

都市と人間の居住地を包括的、安全、強靭かつ持続可能にする
  11.3 2030年までに、包摂的かつ持続可能な都市化を促進し、すべての国々の参加型、包摂的かつ持続可能な人間住居計画・管理の能力を強化する。
11.6 2030年までに、大気質、自治体などによる廃棄物管理への特別な配慮などを通じて、都市部の一人当たり環境影響を軽減する。
持続可能な消費と生産のパターンを確保する
  12.2 2030年までに、天然資源の持続可能な管理および効率的な利用を達成する。
12.4 2030年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じて化学物質やすべての廃棄物の環境に配慮した管理を達成し、大気、水、土壌への排出を大幅に削減することにより、ヒトの健康や環境への悪影響を最小限に留める。
12.5 2030年までに、予防、削減、リサイクル、および再利用(リユース)により廃棄物の排出量を大幅に削減する。
当社の取り組み
独自の洗浄技術で廃タイルカーペットの再生に成功しました。
日本で短命に廃棄される年間約2,000万㎡を再生し、10万トンの廃棄物と新規張替えLCA18万トンの投入を抑制します。
期待される社会的インパクトは、カーペットの寿命ではなく、汚れて廃棄されるタイルカーペットが年間10万トンにも上ることで、これらをきちんとリユースすることで日本が目標とするエネルギー起源ではない温室効果ガス削減量の約1%にあたる二酸化炭素18万トンの排出を抑制(LCA換算)し、なおかつ知的障害者の雇用創出にも繋がることです。

 

持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
  17.17 さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。
当社の取り組み
日本のタイルカーペットは、不十分なメンテナンスによって耐久寿命よりはるかに短命に廃棄され、多くの廃棄物と大量消費によるCO2の投入が行われています。そればかりかタイルカーペット本来の美観や高級感を失墜し、求められるべき市場への普及が遅れています。
当社は、このような問題への解決策を見出すことを目標に『リセット施工』というあらたな技法を開発し、その技術の構築と教育・育成、普及を目指しています。